中古マンションリノベーション日記

福岡で古い中古マンションを買ってフルリノベーションやってみたよ!

中古マンションのすすめ。持ち家を手に入れるときの選択肢。

社会人になって仕事を続けていると、多くの人が直面する選択。

 

家をどうするか。家を買うか。ずっと賃貸で生活するか。

 

それぞれに一長一短があって、どちらがよいかは個人それぞれの環境や考え方にも大きく依存すると思います。

 

私の場合は、あまり持ち家志向ではなかったんですが、いろんなめぐりあわせが重なった結果、中古マンションを買う、という選択をすることになりました。

 

 

持ち家を目指す場合、大きな選択肢としてはこんな感じでしょうか。

  • 戸建てを買う
  • マンションを買う

 

戸建てのメリット

  • なんといっても一国一城の主。すべてが自分のもの。
  • 庭つきだと憧れですね。でも都心でそれを実現するのはマネーが要ります。庭にこだわるなら郊外へ、都心を望むなら3階建てなどの狭小住宅になるのが現実的ですね。
  • 新築の場合は、建売住宅か注文住宅かがありますね。こだわりがあまりなければ建売がとても経済的。間取りや内装などにこだわりが強いならば注文住宅で好きなおうちをつくる楽しみも捨てがたい。

 

マンションのメリット

  • 駅近などの好立地の物件を探しやすい。都心ライフを目指すならマンションのほうが現実的ですね。
  • オートロックや宅配ロッカーなどの設備がついている物件が多いのも魅力的。戸建てだと見知らぬ訪問者に対して居留守が使いづらい、なんて心配も無用で、プライバシー的にも安心です。
  • 新築分譲マンションの場合は、間取りはおおよそすでに決まっているケースがほとんど。場合によっては多少カスタマイズできることもありますが、注文住宅のような自由度は一般的ではありません。(この場合はコーポラティブなど別の形態を探すのがよいでしょう)

 

 

私の場合は、郊外でのんびりと庭付き戸建ての生活をすることに憧れを持ちつつも、都心に近い立地での便利な生活も捨てがたい、という点のほうが勝り、お目当てのエリアありきで物件を探すようになりました。といっても最初はそこまで温度感が高かったわけではなく、なにかいい物件があったら考えてみようかな、という軽い気持ちで不動産サイトを巡回していた感じです。

 

都心エリアのマンションを探し始めると、次の選択肢が出てきます。

 

新築か。

 

中古か。

 

 

新築マンションは、まだ誰も住んだり使ったりしたことのない新しい設備が魅力。エントランスなど共用部の設備もその時代の最新設備が導入されていることが多いです。

一方で、新築プレミアムという言葉もあって、新築物件というだけで価格が割高になることがほとんどです。極端な表現になると、最初の入居者が最初にカギを開けたタイミングでそのマンションの価値は下がる、とも言われるほど。

 

中古マンションは、それまでの所有者が売りに出してる物件です。業者が出しているケースもありますが多くの場合は個人所有の物件が売りに出されるケースが多いです。それまでの経過年数は案件によってバラバラなので一概に共通点はいえないですが、一般的には、経過年数によって新築時より割安になります。一説では、新築時から築20年くらいまでにかけて不動産価値は半減くらいになるケースが多く、それ以降はゆっくり下落する、と言われたりします。が、中には新築時より高くなるケースもあったりするのでホントにケースバイケースだったりもします。新築分譲と異なって、すでに住民たちのコミュニティができているケースが多く、同じマンションの住民がどんな顔ぶれになるかまったく読みづらいのではなく、ある程度は事前調査でうかがい知ることができる面もあります。

 

 

自分の友人に、新築マンションを買ったが5年程度で売りに出した、という人が何人かいました。子供に恵まれて手狭になった、とか、勤務地が変わって通勤ルートの都合上、とか、理由は様々ありますが、いちど新築マンションを買ったらずっとそこに住まねばならない、という固定観念みたいなものがもともとあったのがそういった話を聞いていい意味で打破された、というがありました。中古マンションの市場もそれなりにあるんだなと。

 

 

そんな背景もあり。

物件探しをゆるりと進めていくなかで、自然と中古マンションをメインで探すようになってきました。

 

つづく。